▼玉川村の地域おこし協力隊員は佐渡からやってきた
県内唯一の空港「福島空港」で有名な玉川村。その空港周辺には、数多くの公園、広々として走りやすい道路、観光地の乙字が滝、そして桜の名所などが数多くある。その玉川村に2025年6月に新潟県佐渡島から移住し、地域おこし協力隊員として玉川村を綺麗にするミッションに精を出す小菅徹さんが活躍している。
▼玉川村の広さは東京都練馬区とほぼ一緒
もともと体を動かすことは苦ではなかった。趣味でランニングを行い、フルマラソンを完走したことは、なんと6回もある健脚自慢。新潟県にいた当時は、農業法人で米作りの仕事に就いていた経験もあり体を動かすことは、まったく苦にならないと語る。しかし、そんな体力自慢の小菅さんだが、玉川村を綺麗にするのは並大抵ではないハードワークである。なぜなら、玉川村は東京都練馬区とほぼ同じくらいの面積で、その広さを一人で担当しているからだ。
▼50歳で新たなチャレンジ
玉川村に来るきっかけとなったのは、50歳を過ぎて何か社会に貢献してみたいと思い始めたとき、移住情報を探した際に、玉川村の地域おこし協力隊募集の求人に興味を持ち、応募したから。はじめて玉川村に来た時に感じたのは、空気が良く、食べ物が美味しい美しい村だなということ。いまでは、この村を100年後も美しく、綺麗な村であり続けたいと願っている。そして、着任して半年が経ち、残りの任期2年半で、着任した時より綺麗な玉川村を目指している。
▼綺麗な場所をもっと綺麗に!
仕事は、広大な玉川村に110カ所あるゴミステーションの見回り、点検。さらにはごみ減量化のための村民への啓蒙活動。見回りでゴミステーションが壊れていれば、その場でメンテナンスを行う。また、指定日以外に出されているごみがあれば、その地区の住民に分かりやすく説明し、文章で掲示もする。そして、少しでも空いた時間があれば、村内の道路、山道、河川などいたるところでごみを拾って環境美化につなげている。知り合ったひとから「頑張って」と声をかけてもらうこともあるという。小菅さんは取材の際、「玉川村は、自然豊かで美しい。その美しい環境を守って、村を離れた子どもたちが、自分の故郷は綺麗だったな」と思ってもらえるようにしたいと熱く語ってくれた。
(2025年10月22日取材Y)
■場所:〒963-6392 福島県石川郡玉川村大字小高字中畷9
■URL: https://www.vill.tamakawa.fukushima.jp/
■SNS: https://www.instagram.com/kosutonkosu/
写真トップ:玉川村には、近年、森の駅yodgeや乙字ケ滝に乙な駅が出来たことで観光客が増えている。しかし、その反面、ルールを守らずごみを放置して帰る人もいる。道路など、目につくところはもちろんのこと、河川や小川などにも足繁く赴き、清掃活動を行っている

写真2:休日は、趣味のランニングで汗を流している小菅さん。その足取りは50歳を超えたとは思えず、非常に軽くて軽快そのものだ。フットワークの良さを求められる今回のミッションのため、足腰の健康と体調維持は欠かせない。

写真3:標高500メートル以上の阿武隈山系の西斜面に位置し「うつくしまの音30景」にも選ばれている「東野(ひがしの)の清流」ここでも自然豊かな玉川村が維持されている。

