設立趣旨
「あぶくまらしさ」を生かした交流の促進と産業の振興、地域活力の向上を図ることがうたわれた福島県阿武隈地域振興プラン21の具体的な事業の実践策を検討するため、あぶくま地域振興実践策検討会議を開催し、いくつかの実践策とリーディング事業を企画・立案・提案しました。　また、交流の促進と産業の振興に関するマトリックスを得ました。
実践策とリーディング事業を具現化するためには、人材の育成、事業の創出が重要であり、同時に、多様な主体が参画する地域づくり活動が必須です。更に、持続可能な地域づくりを推進するためには、環境と農業、地域と国際化・情報化、異文化とコミュニケーション、地域コミュニティーなどの視点が大切です。そこで私たちは、このような考えに基づき、特定非営利活動法人あぶくま地域づくり推進機構を設立することとしました。この法人は、地域社会及び地域住民に対して、あぶくま地域における事業創出を支援する中間支援組織（インターミディアリー）の役割を担い、相談業務と支援・サポート業務を通じて、地域づくり諸団体と密接な連携を図ります。また、福島県内での中山間地域活性化の先導的モデルを作り上げることを目標とし、常に新しい事業を開発し、交流の促進、産業の振興、地域力の向上などに関する事業を行い、広く公益の増進に寄与することを目的とします。