地元食材にこだわった食を提供する「NPO法人食彩あすか」(石川町)


石川町内の県道14号線(いわき石川線)沿いの市街地東部から古殿町境までの北部区域が中谷地区です。

この地区のお母さんたちが、地元の食材にこだわった安心安全なお弁当や総菜を提供しているのが「NPO法人食彩あすか」です。

 初めは地域のために主婦ができる活動として、中谷自治センターの調理室を活用し、地区のイベントなどに出店をしていたそうです。その後、常時お弁当・総菜などの販売を目指すことになり、県道14号線沿線の店舗を借り、調理販売できる環境を整え、2015年に食彩あすかの本格営業を開始しました。

 主婦中心の任意団体から、2020年1月にNPO法人を設立し組織を充実させ、中谷地区まちづくりの一端を担う活動も進めています。

 この店では、月曜から金曜までの週5日、配達を中心とした弁当を作っています。リーズナブルで栄養バランスの取れた食を提供したいとの考えから、地元農家から野菜などの食材を仕入れて500円で提供しています。近隣地域に住む高齢者世帯、自営業を営む会社などで好評を得ています。そのほか、水・木・金の3日間は、店頭で揚げ物や総菜の販売も行っていて、近所に店が少ない住民の台所としての役割をしっかりと担っています。

 「県道沿いとはいっても、多くの人が徒歩で買い物に来る場所ではない。でも、店舗地代の負担を考えると今の店で、できることから取り組んでいきたい」と理事長の有賀正子さん。

 中谷地区では、旧小学校活用施設、山葡萄栽培、里山を生かした散策路整備など、新しい地域活性の動きが次々と始まっています。これらの活動と連携をすることで、石川の食をたくさんの方に提供できるような食彩あすかの仕組みづくりが動き出しています。

NPO法人食彩あすか
福島県石川郡石川町大字形見字明内26-1
Tel/Fax:0247-26-8588
店頭販売:毎週水・木・金 15:00~18:00
お弁当・オードブルは10人前以上から、3日前までに要予約