2021年4月より本格始動 リモートワーク、二地域定住の拠点をめざす『ひとくらす』(石川町)


 人口減少が進む石川町。小学校統合により、2015年に石川町立中谷第二小学校は廃校となりました。当時、町では解体を予定したそうです。しかし、中谷第二小学校は30年前に地元住民の要望で建設に至ったこともあり、木の香あふれる木造校舎を残したいと地域の方々が立ち上がりました。廃校の利活用計画を練り町に交渉、その思いが町を動かしました。

 石川町への移住定住を後押しできるような簡易宿泊所、町内外の人を対象としたレンタルオフィス等の複合施設にする計画が着々と進められました。先進事例の視察や、講師を招いての研修を重ねる中、建物のリフォームも進められ、5年の年月を経てようやく新たな施設が誕生しました。

 運営にあたるのは、石川町中谷地区住民が中心となり発足した「一般社団法人ひとくらす」です。施設名称でもある『ひとくらす』は、「火と暮らす」と「1クラス」を意味します。火の回りに人々が集まりますようにと願い、ここに集まる人はみな同じクラスの仲間だとの思いから命名されました。

「ひとくらす」でできることは大きくは以下の4つです。
(1)簡易宿泊
 二つの教室を和室と洋室にリフォーム。ミニキッチン付きの談話室もある。
(2)レンタルオフィス
 月単位の契約が可能。石川町や阿武隈地域での起業、拠点拡大の拠点として活用。
(3)コミュニティルーム、多目的ホール、会議室の利用
2時間500円の料金で利用できる。
(4)体育館・校庭・スケートボードアリーナ利用
 元プールを改装したスケートボードアリーナ、調理室とつながっているイベントルームの貸し出し。

 4月より常駐スタッフ配置で本格運営が始まります。阿武隈地域の里山は新緑が美しくなる時期です。旅行や移住・二地域居住の拠点探として活用してみてはいかがでしょう。利用については、事前に下記へお問合せください。

『ひとくらす』
運営:一般社団法人ひとくらす
福島県石川郡石川町大字中田字八又396-1
Tel:0247-57-7073 
Mail:hitokurasu@gmail.com
福島空港から約16㎞、車で約25分

写真1枚目(トップ画像):「ひとくらす」の建物正面。時計台が施設のシンボル
写真2枚目(下段):暖炉のあるコミュニティルーム 奥にはキッズコーナーもある。
写真3枚目(最下段):教室の設備がそのまま活用されているレンタルオフィス。木造校舎の暖かさと温もりを感じる