自身のスキルアップが目下の目標 伊達市地域おこし支援員 福井颯太さん(伊達市)

 平成21(2009)年に創設された地域おこし協力隊事業。令和5年度、福島県内では、50の市町村で236名が採用され活動しています。
 県内で一番早くこの制度を取り入れたのが伊達市。平成22年に第1号の地域おこし協力隊員が任用されました。以来同市では、この事業を活用して採用する者を「地域おこし支援員」とし、これまで27名を誕生させています。

 令和5年4月に着任した福井颯太さんもその一人です。福井さんは、岩手県奥州市の出身、埼玉県の企業に勤める会社員でした。「何度も伊達市を訪れる度に魅力を感じたのが山々の美しさ」だったそうです。縁あって伊達市への転居することになった時、「山々に関われる仕事をしてみたい」との思いがあふれ、「思い切って地域おこし支援員に応募しました」と福井さん。現在、林業を中心とした活動に従事しています。

 伊達市の暮らしも初めて、林業に関わるのも初めてという福井さん。「見るとやるとでは大違いです」と苦笑します。「とにかく今は、林業に関するスキルをあげることが第一」と、森林組合の協力を得て日々修行を重ねたり、必要な資格を取得したりと多忙な日々を送っています。その中で、「この方法なら人手をかけずにやれるのではないかと、自分なりの方向性も見えてきた気がする」とも。

 「山を守り続ける大切さを子どもの頃から理解することが不可欠」と感じ始
めた福井さんは、どうすれば興味をもってもらえるかを考え、チャレンジしたのがヒーロー(キャラクター)づくり。ヒーローの名は「パインプロスパー」。伊達市の木があかまつであり、それをいつまでも守るヒーローにとの想いが込められています。伊達市の山々を守る救世主パインプロスパーがまもなく誕生します。パワードスーツに身を包んだ福井さんの活躍に注目しましょう。

 着任からもうすぐ一年。「あっという間だった」と振り返りながら、残り2年間、そしてその後の歩む道を模索し続ける福井さん。規定概念にとらわれず、若さあふれる発想で、着任時に掲げた「伊達市の自然を今よりもっと素晴らしい自然に」という目標を達成してほしいですね。

伊達市地域おこし支援員 
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トップ画像:福井颯太さん 地域イベントでは木工ワークショップなども開催

画像:福井颯太さん考案のヒーロー「パインプロスパー」