小野町で活躍する地域おこし協力隊


 小野町では2組の夫婦4人が地域おこし協力隊員として直売所、商工会、野菜栽培、移住支援の活動を行っています。
 
 1組目は、2018年1月に着任した宍戸開(シシド ハルキ)、佳緒里さんご夫妻。開さんは郡山市出身、夫婦で福島県内に住みたいと情報を探していた時に、小野町で協力隊員を2人募集していることを知り応募しました。町との面談では夫婦で就任の希望が実り、小野町に移住してきました。

 佳緒里さんは小野町商工会に配属となり、特産品の販売やイベント実施、広報等の活動等を担当しています。現在、力を入れている活動は、本に触れる生活を小野町で広げていくための取り組み「ビブリオバトル」です。「ビブリオバトル」は好きな本を一人一冊持ち寄り、一人5分で本を紹介し、読みたくなった本に投票してチャンプ本を決めるものです。図書館に勤務経験のある佳緒里さんは研修を受け、2019年から小野町のこまち書房さんやレストラン等を会場に開催しています。ビブリオバトルの普及に活躍されている文教大学の平ゼミとの交流もあり、大学生が小野町に来ての開催も実現しました。

 新型コロナ感染の影響から、集まる場の開設が難しい中でも、オンラインを通じ参加の輪を増やしていく等、ビブリオバトル開催を継続しています。

 2組目は、2019年12月に着任した阿井伸介、由加子さんご夫妻。お二人とも静岡県藤枝市の出身です。由加子さんは結婚前から福島の魅力に魅かれ、いつかは住みたいと移住交流会等に参加していたそうです。

 その中で小野町での地域おこし協力隊員募集を発見。役場担当者の対応の良さと夫婦2人での就任が可能だったことから、小野町に移住してきました。静岡県から福島県の阿武隈高原に移住して初めての冬は、予想してよりは寒さがきつかったそうですが、山々の美しさや地域の人たちのやさしさに癒されているそうです。

 由加子さんの担当は移住情報プラザ「つどっておのまち」での、情報発信です。小野町の良さを知って発信するために、いろいろな人・ものに会いたいと準備を進めています。

 今年2月、4人は新たな取組みを開始しました。その名も「みんなのHATA計画」。地域おこし協力隊員の拠点にもなっている「つどっておのまち」敷地内にある空き地を開墾し、畑を中心に人が集まり体験を共有できる場所とすることが目的です。開墾した畑は「つどって農園」と名付けられ、看板も立ちました、畝づくりも町のいろいろな方々に協力を頂き、ジャガイモや夏野菜等を栽培しています。みんなのHATA計画では、これからも収穫、イベント等の他、小野町のことについても一緒に考えていける参加者を募集しています。

小野町地域おこし協力隊員 活動拠点「つどっておのまち」
福島県田村郡小野町大字小野新町美売37−1
Tel/Fax:0247-61-6731
mail:tudotte#gmail.com(’#’を’@’に変更してご利用下さい)

写真上:「みんなのHATA計画」の畑で。宍戸佳緒里さん(写真左)と阿井由加子さん
つどっておのまち敷地内にある空き地の管理を兼ね、夫婦4人で耕し野菜を栽培を始めた。

写真下:活動拠点「つどっておのまち」は町が管理する賃貸住宅の1階にある。
磐越道・あぶくま高原道路へのインターチャンジがすぐ近く。